テスト完璧/今昔物語6

テスト完璧 -  明大明治今昔物語(会報2016 )

短期決戦を制するには一夜漬け?

 多くの明高生の目標は大学推薦を勝ち取ること。それには定期テストで規定の点数をクリアする必要がある。
 できる人は普段の勉強でテストを乗り切れるが、多くは試験直前に慌てて勉強を始めたものだった。
 クラブ活動が停止する1週間前から、ようやく本気モードになり、文字通り寝る間も惜しんで勉強(丸暗記)する。
 そして試験前日は、「寝ると忘れてしまいそう!」ということで、徹夜のまま挑戦する人も多かった。
 しかしこの方法が通用するのは前半戦のみ。慣れない不規則な生活をすると、そのしわ寄せは後半戦にやって来る。
 睡魔との戦いにより、かえって能率が落ちてしまう危険性をはらんだ勉強法であった。

編み出された数々の一夜漬け方法

 当時、数々の一夜漬け方法が編み出された。例えば「レム睡眠法」は、浅い眠り(レム睡眠)のときに起きれば頭スッキリ、ということで計画的短時間睡眠をするものの、そのままノンレム睡眠(深い眠り)に突入する危険性の高い方法だった。
 また、「単純な運動を行いながら暗記すると記憶に残る」ということで、眠気退散も含めて深夜に街を歩きながら覚える人もいたが、体力の消耗が激しいうえに、不審者として補導される危険性をはらんでいた。
 ほかにも数々の方法が編み出されたが、うまくいったという報告は少ない。ちなみに、科学的には「一夜漬けの効果は低い。記憶は寝ている間に定着される」そうだ。もっと早く知ってれば潔く寝たのに――。

休んだほうが良かったんじゃね?

 寝不足により、試験期間中に体調を崩してしまう例は、少なくなかった。こんなときは、無理せず休むほうが良いときもある。試験中に力尽きて寝てしまい、悲惨な点数となった例もあるからだ。
 なお、試験中に寝てしまった場合、普通は試験監督の先生が叩き起こしてくれるが、「とても優しい先生」は、マンガのように睡眠を妨げるような行動は取らない。そんな先生は、テストに限らず、授業中も起こさないという一貫性を持っていた。
 ところで、テストを欠席した場合はどうなるのか? 過去の点数に照らし合わせて配点される、ということらしい。
 なら休んだほうが良くないか? と、今更ながら思う。

<コラム>

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