あのころはラブレター/今昔物語10

 

明治はモテた!らしいぞ・・・

 突然だが、中学・高校時代にラブレターをもらった経験のある者は、どのくらいいるだろうか? ちなみに筆者は、そのような経験をすることなく卒業の日を迎えるに至った。
 そんな残念な青春時代を尻目に、もらったことがあるという人は何人かいる。しかも「ある」という人の多くは、1回ではなく複数回もらっているというのだ!
 学校周辺には、たくさんの女子校があった。同じ電車で毎日、顔を合わせ、気になった子もいた。向こうも認識していたはずだが、それ以上は何も起きなかった、というのが普通だ。
 しかし、モテるやつは違う。電車の降り際、校門で待ち伏せ、帰りの駅、バレンタインチョコと一緒になど、なんとも羨ましい経験を複数回しているというのだ。
 ずっと後になって知ったことだが、明大明治は、かなりのブランド力があり、周囲の女子高生にとってお近づきになりたい学校の最上位クラスだったらしい。

逆に渡したことあるヤツいるか?

 こうした例とは逆に、ラブレターを渡したことのある人は、どれくらいいるだろうか? 残念ながら、同期でそのような人は見当たらなかった。
 男子校ゆえチャンスは限られていたが、決してゼロではなかった。あの頃、通学の電車でよく一緒になった、あの娘に渡してみたら、どんなことが起きたのだろう。そんな経験を、一度しておきたかったと思うのは、筆者だけだろうか?
 ところで、今の時代、ラブレターはアリだろうか? 大学生に聞いたところ、「まずありえない」とのことだ。イマドキは、あるとしたら、LINEのIDやメールアドレスを渡す、携帯電話の番号を渡すのが健全な方法。ラブレターだと、ネットに晒されるリスクがある、とのことだ。
 う~ん、それはヤバいな

<コラム>

ラブレターは過去のもの?

 ラブレターで思いを伝えるのは、もはや過去の遺物なのだろうか? 世相を反映すると言われる歌謡曲を見てみると、『ラブレター』という文字が含まれるタイトルの曲は80曲近く登録されていて、『恋文』も含めれば100曲以上はありそうだ(歌詞検索J-Lyric.net調べ)。『全裸で書いたラブレター』『完全犯罪ラブレター』など気になるタイトルも目につくが、いずれも古いもの。最近の曲では、やはり存在しないのか?と思ったが、超イマドキな人が歌っていた!あの初音ミクが『文学者の恋文』というタイトルでリリースしている! 歌詞を紹介することはできないが、恋をした少女が切ない思いで手紙を綴る描写が歌われており、今の時代もラブレターの力は失われていないことが理解できる。

←『文学者の恋文』はアルバム『Nostalgia』に収録!ボーカロイド初音ミクの切ない気持ちを共有しよう! 発売:ビーイング

この記事にコメントする

あのころはラブレター/今昔物語10


*