理事会、評議員会……その役割は何なのか?
幹事学年として活動を開始すると、多くの人は、総明会という組織について、何も理解していないことに気付く。
総会、評議員会、理事会――。それぞれの会が、どんな役割を果たしているのか、理解しながら活動している人が、幹事学年にどのくらいいるだろうか?
とくに評議員会と理事会の関係については難しい。会則を確認すると、評議員会は「会則に定める事項やその他重要な事項を議決する」と役割について明記されているが、理事会についての説明は見当たらない。
「理事会は理事をもって構成され、会長が招集する」という文からは、どんな役割を果たしているのか、わかりづらい。
2004~ 2009年、3期6年にわたって会長を務め、評議員制度の整備に尽力された、弁護士の佐久間洋一氏は、その関係についてこう述べる。
「いわばアメリカの議会と大統領の関係のようなもの。大統領が理事会、議会が評議員会と考えればわかりやすい」と。
つまり政策の実行と立案が理事会で、評議員会ではその政策の承認が主たる役割ということになる。
相互依存関係でありながら、対立要素も入っているのが、理事会と評議員会の関係だという。
ところで評議会で話し合われる議題は?
評議員会の構成は、現在では各学年(同期会)から 2名と、班・クラブOB・O G会から1名で構成され、年間 3回開催されている。
そんな評議員会では、毎回、熱気に満ちた議論が飛び交っているのをご存じだろうか?
2016年3月に行われた評議員会を覗いてみたが、「しゃんしゃん会議」とは程遠い、非常に熱気に包まれた会議だった。
とくに質疑応答では、会則の一字一句にまで質問が飛ぶほどで、退屈な会議に慣れた者であれば、驚くこと間違いなしだろう。
我々の声は総会で。
今年は11月20日!
総明会に意見したい、という場合は理事や評議員になって参加するのが早いが、評議員や理事にならなければいけないので、簡単なことではない。
しかし年に 1回行われる「総会」は、会員だれもが参加でき、意見できる場所だ。もし現在の総明会へ提案したいことがあるならば、この日 に向けて準備しておきたい。こちらも、例年「会議は踊る」状態となるそうなので、参加して損はないだろう。
ちなみに今年は、11月20日(日)、渋谷セルリアンタワー東急ホテルで、午後4時30分から開催となるので、しっかり予定を空けておこう!
2016年第2回評議員会の様子。最後列で立っているのが幹事学年の面々。
評議員会の雰囲気に面食らってしまっていた
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